デモ隊衝突で19人逮捕 「黒社会」が関与 香港民主化デモ

2014.10.04


 3日、香港の旺角で、デモ隊に向かって叫ぶ男性(中央)(ゲッティ=共同)【拡大】

 【香港=河崎真澄、田中靖人】香港警察は4日、九竜地区の繁華街、モンコック(旺角)で3日から4日未明にかけて起きたデモ反対派とデモ参加者との衝突で19人を逮捕したと発表した。逮捕者のうち8人は「黒社会」と呼ばれる暴力団の関係者だったという。衝突では少なくとも警官6人を含む計18人が負傷した。

 選挙制度の民主化を求めた学生や市民らによる大規模な街頭デモは、発生から1週間となった4日も反対派と市民や学生らのにらみ合いが続いている。負傷者は100人以上との情報もある。反対派による暴力行為はデモを収束させたい親中派勢力に「組織された攻撃」(学生団体)だった可能性が指摘されている。

 目撃者によると、モンコックで市民らに暴行を働いたのは、同じ型の白いマスクをしたグループや、同じ青色の帽子をかぶったグループなど、数十人単位の男ら。入れ代わり立ち代わり現れ、座り込んでいた市民や学生に殴りかかった。

 4日午前も座り込みを続けていたデモ参加者の李氏(45)は、「暴行を働いた男を捕まえて突き出したが、警官が男を逃した」と興奮ぎみに話し、政府や警察への不信感をあらわにした。

 街頭占拠を呼びかけた民主派団体の幹部や、学生団体の幹部らが4日未明、デモ参加者に安全確保のため解散を呼びかけたことを受け、デモ隊の拠点だった九竜地区のチムサチョイ(尖沙咀)では車道を占拠していた学生らが解散。主な占拠地は3カ所に減ったが、数千人がなお、抗議を続けている。

 梁振英行政長官が2日深夜、対話受け入れを発表して、学生側も応じたが、4日になり学生側は、反対派の暴力を警官隊が止めなかったなどと主張し、対話を拒否する姿勢を示した。

 

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