欧州ゾンビ銀行、破綻ラッシュか!? 財務体質の不安拭えず…不足額は1兆円超 (1/2ページ)

2014.10.27

 欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の主要銀行130行を対象にした健全性審査(ストレステスト)の結果、2013年末時点でイタリア、ギリシャ、ポルトガルなどの25行が「不合格」となり、資本不足額は計246億ユーロ(約3兆4000億円)に上った。中でも現時点でも資本不足が解消されない「ゾンビ銀行」は13行あり、タイムリミットは2週間。欧州にデフレ懸念が広がるなか、銀行の破綻ラッシュにもなりかねない。

 ストレステストでは景気悪化で資産価値が下落した場合、自己資本で損失を吸収できるかどうかを試算した。その結果、13年末時点の評価で、25行が自己資本比率が一定基準を下回り、不合格(資本不足)と認定された。そのうち12行は既に資本増強によって不足を解消しているが、残り13行は現在でも資本不足の状態が続いている。

 AP通信が「ゾンビ銀行」とたとえた13行の内訳は、ギリシャ2行、キプロス1行、イタリア4行、ベルギー1行、オーストリア1行、アイルランド1行、ポルトガル1行、スロベニア2行。

 13行の今年9月末現在の不足額は正味で計95億ユーロ(約1兆3000億円)。中でもイタリア3位の銀行は21億ユーロ(約2900億円)と最大の資本不足を指摘された。これらの銀行は今後2週間以内に資本増強の計画を提出し、その後6〜9カ月以内に実施する。

 

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