【ビジネス解読】韓国シンクタンク「4年後に主力産業の大半が中国に追いつかれる」の衝撃… (1/3ページ)

2014.11.17


 ソウル市内のサムスン電子の本社にある広報館(聯合=共同)【拡大】

 韓国経済界にまたも衝撃が走っている。韓国の国策シンクタンクである産業研究院(KIET)がこのほど、「4年後の2018年にスマートフォン、液晶パネルなど韓国の主力輸出品目の大半が中国に追いつかれる」という見通しを示したのだ。16日には、13年の韓国製造業の売上高増加率が過去最低の0.5%にとどまったことが明らかになり、14年は初のマイナスに転じることが危惧されている矢先での公表。韓国から見ると「振り返ると、中国が背中につかみかかろうとしている」(電機業界関係者)構図が現実味を帯びてきた格好だ。かつて日本から半導体や液晶パネルなどの首位の座を奪った韓国。追いかけられる立場になり、今後は経済・産業の“底深さ”が問われることになりそうだ。

 朝鮮日報電子版によると、KIETのソ・ドンヒョク成長動力産業研究室長は10月27日開いた「中国の追い上げと韓国製造業の課題」と題するセミナーで、「中国の大規模投資と技術革新によって、18年に韓国は自動車、半導体を除くほぼ全ての主力産業分野で中国に追いつかれるか追い越される」との分析を示した。

 韓国企業の存在感の低下はここにきて鮮明だ。米ボストンコンサルティンググループが10月28日発表した「2014年最も革新的な企業報告書」では、世界上位50社のうち、韓国企業はサムスン電子など系列会社すべてを含むサムスンと、LG電子のわずか2社と前年4社に比べ半減した。そのサムソンも昨年の2位から3位に後退。昨年ランクインした現代自動車と起亜自動車は圏外に姿を消した。

 

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