【日々是世界】竹島「譲歩」しても孤立 韓国「朴槿恵外交」の迷走 (1/2ページ)

2014.12.01


 アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に出席するため、北京国際空港に到着した韓国の朴槿恵大統領(新華社=共同)【拡大】

 韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)政権の外交が迷走している。竹島(島根県隠岐の島町)での施設建設を見送ると、世論から非難を浴びる一方、2米国人解放をめぐる米朝接触や日中首脳会談の流れに外交的「孤立」を危惧する声も上がる。かといって対中依存にも警戒感が強く、日本に要求一辺倒だった朴槿恵外交が守勢を強いられつつあるようだ。

■日本に「一本」取られる

 韓国政府は、竹島で計画していた災害時の避難施設の建設中止を決定した。韓国紙は、尹(ユン)炳(ビョン)世(セ)外相(61)が閣僚会議で「日本との外交摩擦を避けるべきだ」と発言したためだと報じた。菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官(65)は「わが国が冷静に紛争を解決する考えを伝えてきたので、韓国側が判断したのではないか」と一定の評価を示した。

 これに対し、韓国紙は社説で一斉に反発した。保守系大手の朝鮮日報(電子版、6日)が「中止が韓日首脳会談に向けた措置なら日本に誤った認識を与える不適切な対応だ」と論じると、中央日報(8日)は「日本政府が自国の要求が通ったようにコメントし、恥をさらした」と批判した。

 2012年に当時の李(イ)明(ミョン)博(バク)大統領(72)が竹島に上陸したことが日韓関係悪化を招いたことを考えると、建設中止は「適切」な対応といえる。各社説も中止を非難しているのではなく、省庁間の根回しや公式発表がなかった上に日本側の成果のように“一本”取られたことに腹を立てたのだ。

 

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