朴大統領元側近の人事介入疑惑に新証言 前ソウル支局長の公判に影響も

2014.12.03


朴大統領元側近のスキャンダルは拡大する一方だ(聯合=共同)【拡大】

 韓国政界が騒然としている。朴槿恵(パク・クネ)大統領の元側近、鄭(チョン)ユンフェ氏が大統領府高官と定期的に会い、国政に介入していたと現地で報じられた問題で、大統領府の元秘書官が、疑惑を否定する鄭氏の発言を覆す新たな証言を行った。韓国紙「朝鮮日報」が2日付で掲載したインタビュー記事で明らかになった。

 韓国紙「世界日報」は11月下旬、大統領府の内部文書を基に、鄭氏が大統領府の李在万(イ・ジェマン)総務秘書官ら朴大統領の側近と定期的に会い、人事に介入しようとしたと報道。鄭氏は「(李氏ら)秘書官とは何の連絡もない」と全面否定していた。

 しかし、内部文書の作成に携わったとされる大統領府・公職紀綱秘書官室の趙応天(チョ・ウンチョン)元秘書官は2日付の朝鮮日報紙上で、「4月に李氏から『(鄭氏の)電話に出るように』といわれた」と証言し、李氏と鄭氏の親密な関係ぶりを示唆。内部文書の信憑(しんぴょう)性は「6割以上ある」と語った。

 これを受けて大統領府は同日、4月に李氏と鄭氏が連絡を取っていた事実を公表。鄭氏の発言が覆される事態となった。

 「朴大統領と鄭氏が会っていた」との噂を取り上げ、名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の公判では、検察側が鄭氏の「大統領とは会っていない」という証言を、有罪立証のための重要な柱と位置づけている。

 今回の疑惑で鄭氏の発言への信頼性が揺らぐ事態となった場合、加藤前支局長の公判にも微妙な影響を与える可能性がある。

 

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