朴政権を揺るがす国政介入疑惑 “黒幕”は一体だれなのか 鄭氏の元妻も影響力… (1/3ページ)

2014.12.22


鄭ユンフェ氏(共同)【拡大】

 朴槿恵(パク・クネ)大統領の側近問題が韓国政界を揺るがしている。公的な肩書すらない謎の人物が、大統領官邸で密かに権力を振るっているのではという疑惑だ。11月末に現地紙「世界日報」が、独自入手した官邸の内部報告書を公開。そこには謎の人物=鄭(チョン)ユンフェ氏が、現職の秘書官らと共謀して官邸人事に介入しようとしたことが記されている。官僚人事をはじめ大統領個人に権力が集中する韓国だけに「黒幕」報道に対する注目度は極めて高い。韓国事情に詳しいノンフィクション・ライターの高月靖氏がリポートする。

 謎の人物が大統領官邸で密かに権力を振るっているのではないか。

 この報道に対する朴政権の反応は激しい。官邸は報道が出たその日に、世界日報社長や記事を書いた記者ら6人を名誉毀損で告訴。内部報告書は事実無根で怪文書レベルと切り捨てた。しかし、報告書の作成を指示した元官邸秘書官は韓国紙の取材に「信憑性は6〜7割」とし、鄭氏と官邸幹部のつながりを改めて示唆している。

 鄭氏は10日、ソウル中央地検に出頭して事情聴取を受けた。その際、国政介入報道などに関して「事実ではない」「こんな火遊びを誰がやったのか、全て明らかになるだろう」と否定した。

 報告書の一部は、世界日報だけではなく、朴氏の実弟で鉄鋼関連会社の会長を務める朴志晩(パク・チマン)氏にも渡った疑いがあり、地検は15日、経緯を確認するため志晩氏も聴取した。

 

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