オバマ大統領が激怒した“北サイバー部隊”の正体 中国と連携? 欧米で脅威 (3/3ページ)

2014.12.24


金正恩第1書記【拡大】

 「(121局の)上部機関である軍偵察総局には、別に『204局』と呼ばれる情報心理戦を担う専門部隊もある。スマートフォンやパソコンなどの情報機器を駆使し、SNSやブログで、北に有利な情報を流す宣伝工作を仕掛けている。日米韓各国の人間になりすまし、自国に嫌悪感を抱かせるような情報も流布している」(高氏)

 軍偵察総局は09年ごろに、軍事スパイの運用などを担う「朝鮮労働党作戦部」、国際テロ工作専門で「35号室」とも呼ばれる「党調査部」、「軍総参謀部偵察局」など複数の諜報機関が統廃合された組織で、「35号室」は、1987年の大韓航空機爆破事件などを仕掛けたことでも知られる。

 「軍偵察総局は、サイバー部隊強化のため、正恩氏の肝いりで作られたようだ。北京や瀋陽、大連、上海など中国各地に拠点を置き、中国人民解放軍のサイバー部隊『61398部隊』との連携も疑われている。ロンドンやパリなどにも拠点があるともされ、欧米各国で脅威になりつつある」(同)

 韓国情報機関の国家情報院によると、正恩氏はサイバー攻撃を核、ミサイルと並ぶ「三大攻撃手段」と位置づけ、「人民軍隊の打撃能力を担保する万能の宝剣だ」とも発言しているという。米国の象徴、ハリウッドを標的にしたサイバー部隊。25日に一部映画館で上映が決まったことで何かが起きるのではないか…と、現地では再び緊張感が漂っている。

 

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