“金券”は関連性なし 地元警察「事故後ばらまき」 上海将棋倒し

2015.01.02


多数の死傷者が出た中国上海市の外灘(バンド)で花を手向ける女性。警備担当者の指示で、現場から離れた場所での献花が余儀なくされた=1日(河崎真澄撮影)【拡大】

 【上海=河崎真澄】中国上海市で元日の新年カウントダウンのため少なくとも15万人の観光客や市民が集まった観光名所、外灘(バンド)で36人が死亡し、47人が重軽傷を負った将棋倒し事故で、地元警察当局は1日深夜、調査の結果、事故の直前に現場から数十メートル離れた建物から、米ドル紙幣に似せた金券がばらまかれた問題と、将棋倒し事故には関連性がないと結論づけた。地元紙が伝えた。

 金券は近くのバーのドリンク無料券。拾った人が口々に「米ドル紙幣だ」などと叫んだため混乱が起きたが、監視カメラを解析するなど調査の結果、金券がばらまかれたのは将棋倒しが起きた後だったという。地元メディアは事故原因について、「いかに責任を追及すべきか」などとして、直接的な批判は避けながらも警察当局など警備態勢の不備を暗に指摘している。

 上海市当局は2日、死者36人のうち所持していた身分証明書などから身元を特定した12歳から37歳まで32人の名簿を、実名で公開した。大半は10代後半から20代前半だった。1日夜から2日未明にかけて、事故現場では献花に加え、ロウソクの火をともして犠牲者を悼む市民らが集まった。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。