仏紙銃撃テロ、武装兄弟捕縛へ 重装備特殊部隊投入 兵士約800人も (1/2ページ)

2015.01.09


犠牲者を追悼するキャンドルの前で祈りをささげる少女。パリ市内はテロの恐怖に包まれている (AP)【拡大】

 “走る凶器”にフランス中が震え上がっている。風刺週刊紙シャルリー・エブドのパリ市内の本社が銃撃され12人が殺害された事件で、警察当局は犯行に加わった3人の身元を特定。出頭した国籍不詳の男性(18)を逮捕=のちに無関係と判明して釈放=したが、残るアルジェリア系の兄弟2人は逃走している。民家に立てこもったとの情報も流れたが、所在の特定には至っていない。仏政府は最高レベルのテロ警戒態勢を敷き、重装備の特殊部隊を投入、捕縛に向けて全力を挙げている。

 ■パリ厳戒

 逃走を続けるサイド・クアシ(34)、シェリフ・クアシ(32)の両容疑者。アルジェリア系の兄弟でテロ要注意人物として当局の監視対象になっていた。

 英BBCテレビなどによると、8日朝には北東部エヌ県のガソリンスタンドを襲ってサンドイッチなど食料品を奪い、パリの方向に逃げたところが目撃された。兄弟は犯行に使われたカラシニコフ型の小銃やロケット砲のような物を所持していたという。

 仏警察は兄弟の写真を公開し、パリを中心に約800人の兵士や装甲車、重装備の特殊部隊を投入したほか、約9万人の警備要員を動員。ヘリコプターを使い、エヌ県と隣接するオワーズ県南部の森林地帯を中心に捜索している。仏国営テレビは一時、両容疑者がオワーズ県内の民家に立てこもったと報道したが、特定できていない。

 2012年に南西部トゥールーズで起きたアルジェリア系の男がユダヤ人学校などを襲い、7人を銃撃した事件では、特殊部隊が男を射殺し、事件を終結させた。

 

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