【ビジネス解読】絶望する韓国の若者 GDP3・3%増でも10〜20代の失業率は過去最悪 (2/2ページ)

2015.01.26


 ソウルの南大門市場(2013年7月撮影・山田喜貴) 【拡大】

■15〜29歳の失業率は過去最悪を記録

 それでも就職が決まればよい方で韓国では若者の失業率が悪化傾向にある。聯合ニュースの電子版によると、昨年1年間の若者(15〜29歳)の失業率は前年比1・0ポイント悪化の9・0%と1999年以降で最悪を記録した。

 また、アルバイトをしながら就職活動をする人や学生などを含めた雇用補助指標をみると、肌で感じる失業率(体感失業率)は11・2%と、これも最悪となった。こうした厳しい社会情勢を反映してか、韓国の若者の半数以上が「まじめに働けば、よりよい生活が送れる」という話を信じていないという。

■サムスンがつまずけば、GDPも急落?

 中央日報(日本語版)によると、現代経済研究院は昨年12月、1人あたりのGDP(購買力平価ベース)で今年にも日本に並び、16年には追い抜くとの研究報告を発表し、注目を集めた。

 とはいえ、一握りの企業の収益がGDPを大きく左右する“歪な国”だけに、サムスンのスマートフォンが売れず、業績が低迷すれば、当然のことながらGDPもあっという間にマイナスとなる。実質GDP3・3%増といっても手放しでは喜べないというのが本音だろう。

 

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