人質交換条件の女死刑囚 アルカーイダ幹部らと近い存在か イスラム国日本人拘束事件

2015.01.26


「イスラム国」が、後藤さんとの交換を要求したサジダ・リシャウィ死刑囚 (AP)【拡大】

 イスラム国に拘束されたフリージャーナリストの後藤健二さんが、湯川遥菜さんの殺害現場とする写真を持つビデオ映像。そのなかで後藤さんが自身との解放・交換条件としてイスラム国側に言わされた「サジダ・リシャウィ」とはどんな人物なのか。

 2005年、ヨルダンの首都アンマンでの連続ホテル爆破テロに関与し、同国で死刑判決を受けた女性テロリストとして知られる。

 アラブのメディアによると、05年、リシャウィ死刑囚は、夫のフセイン・シャマリ容疑者とともにアンマン市内のホテルで自爆テロを図ったが、爆弾が爆発せず失敗。シャマリ容疑者はその場で自爆した。この事件では別の2つのホテルなども標的となり、少なくとも計60人が死亡している。

 リシャウィ死刑囚は1970年生まれで、イスラム国の前身である「イラクの聖戦アルカーイダ組織」を率いたザルカウィ容疑者の側近の親族とされる。ザルカウィ容疑者ら幹部とも近かった可能性は高く、イスラム国には象徴的な意味を持つ女性ジハーディスト(聖戦主義者)といえる。

 リシャウィ死刑囚は06年、ヨルダンの裁判所で絞首刑を言い渡され、現在は同国内に収監中だ。

 イスラム国は、昨年12月にシリア北部でイスラム国の捕虜となったヨルダン人操縦士の解放と引きかえに同死刑囚の釈放を求めていたとの情報もある。

 

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