「イスラム国」根絶やしに 後藤さん殺害で米英仏が憤怒 掃討作戦さらに強化 (1/3ページ)

2015.02.02


1月27日、インターネット上に公表された後藤健二さんとみられる男性の新たな音声付き画像【拡大】

 フリージャーナリスト、後藤健二さん(47)とみられる日本人男性の命がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に奪われた。拘束しては身代金を要求し、かなわないとみるや目的を変え、平然と殺害する。インターネット上で公開された後藤さんとみられる男性の斬首映像に国際社会は衝撃を受け、怒りに震えた。オバマ米大統領は「憎むべき殺人」「断固とした行動を取る」と、このカルト的テロ集団の壊滅を改めて宣言。米英仏などで構成する有志連合の掃討作戦で、イスラム国は「もって1年」と専門家は分析する。

 「テロ組織『イスラム国』による憎むべき殺人を非難する」

 イスラム国を名乗るグループが後藤さんを殺害したとみられる映像をネット上で公開したことに、オバマ米大統領はこう激怒。有志国と連携してイスラム国を壊滅させるため、「米国は引き続き断固とした行動を取る」と訴えた。

 キャメロン英首相は「人命を一顧だにしない悪の権化」と批判し、「この殺人犯を捜し出し、裁くためにできることは何でもする」と宣言。今年1月に連続テロ事件が起き、「テロとの戦争」を打ち出したフランスのオランド大統領も「断固として非難する」と日本への連帯を表明した。

 オレンジの囚人服を着せられた後藤さんの首に、黒装束の男がナイフをあてる残忍なシーン。日本時間1日、ネットに公開された蛮行を米CNN、英BBCをはじめ海外の主要メディアは速報し、各国の衝撃と非難声明を一斉に伝えた。

 人命を尊重せず、恐怖で支配するテロ集団に、国際社会の怒りはもはや沸点を通り越した。米国主導の有志連合は掃討作戦を一段と強化し、イスラム国を根絶やしにするつもりだ。

 米国の呼びかけで始まった有志連合は、英仏の欧米各国のほか、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)など中東諸国が参加。いまや約60カ国が名を連ねる。

 

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