【政界徒然草】妄言、事実誤認、不見識…「イスラム国」事件で本性があぶりだされた人たち (1/4ページ)

2015.02.15


1月26日、「官邸前DISCO」に参加したDJ(左)と踊る人たち=首相官邸前【拡大】

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人2人の人質「殺害」事件は、さまざまな人間の本性を浮かび上がらせることにもなった。

 湯川遥菜(はるな)さんが殺害されたとみられる画像がインターネット上で公開された直後の1月25日夜。首相官邸前には、当時は安否が不明だった後藤健二さんの救出を求めるデモが行われ、「後藤さんを見殺しにするな!」と訴えていた。

 後藤さんの救出を安倍晋三首相が願っていなかったはずがない。同時に、テロ組織の要求に屈してはならないことも自明の理だ。その兼ね合いの中で、道路1本挟んだ反対側の首相官邸では、首相や官邸のスタッフが不眠不休に近い状態で奔走していた。

 それを知ってか知らずか、デモの集団は次のようなシュプレヒコールも挙げた。

 「平和憲法を守れ! 武力で平和はつくれない。集団的自衛権、はんたーい!」

 「戦争反対! 命が大事! 政府の責任! 戦争支援、絶対反対!」

 人質の救出と「平和憲法」は直接関係ない。ましてや集団的自衛権は無縁の話だ。一方、デモではイスラム国を非難する声は聞こえてこなかった。

 翌26日は、大音量とともに一風変わった集団が現れた。「官邸前DISCO化計画」と称したイベントで、主催者のホームページによると、人質事件の前から計画され、「世界平和を願い踊る」のが趣旨だとか。参加した社民党の福島瑞穂副党首はツイッターに「官邸前で、歌とダンスで、戦争反対。」と投稿。ビール缶を手にした参加者と楽しそうに写った写真も掲載した。

 いかにも楽しげな雰囲気の「歌とダンス」が終わっても、政府のスタッフらは官邸で対応に追われていた。

 

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