【スクープ最前線】米、韓国に重大疑念 リッパート大使襲撃事件「極秘調査」開始 (1/3ページ)

2015.03.10


金容疑者の暴挙をゆるした韓国の大失態にリッパート大使の怒りも収まらない(AP)【拡大】

 マーク・リッパート駐韓米大使(42)襲撃事件をめぐり、米国が韓国への疑念を深め、極秘調査に着手した。外交上の社交辞令もあり、「米韓同盟は強固だ」(米国務省報道官)とコメントしているが、反米機運が盛り上がっていた中での、警備上の大失態は看過できず、「事件の闇」を感じているのだ。「自分だけでなく米国への攻撃だ」と批判する大使と、朴槿恵(パク・クネ)大統領率いる隣国の苦境。ジャーナリストの加賀孝英氏が迫った。

 「事件当日、会場周辺では警官や機動隊員ら約30人が警備に当たっていた。その中でテロ事件が起きた。韓国の警備態勢はデタラメだ。治安が崩壊している。でなければ何かを隠している」

 旧知の公安当局幹部はあきれ顔で、そう吐き捨てた。

 ご承知のように、ソウルで5日に発生した駐韓米大使襲撃事件に、米国が激怒している。

 犯人の金基宗(キム・ギジョン)容疑者(54)が、リッパート大使にナイフで負わせた傷は「右の頬骨からあごにかけて長さ11センチ、深さ3センチ」。一歩間違えれば、頸(けい)動脈切断で死亡していた。先進国ではあり得ないテロだ。大使が「米国への攻撃だ」と8日、与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表に語ったのも当然だ。

 韓国政府は事件直後から、金容疑者について、(1)7回もの訪朝歴があった(2)北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が死亡した際、ソウルに焼香所を設置しようとしていた−などの情報を公表。警察当局は「親北活動家のテロ」と断定し、「北朝鮮の関与」を強調して捜査を開始した。

 一方、韓国内では「米韓同盟」を強調する報道があふれている。

 

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