習主席が進める“粛清”に元軍制服組トップの名 政権中枢の「上海閥」一掃へ (1/3ページ)

2015.03.14


粛清に次ぐ粛清。習氏の次なるターゲットは…。写真は開幕中の全人代=北京の人民大会堂(共同)【拡大】

 全国人民代表大会(全人代)期間中の中国に激震が走りそうだ。習近平国家主席が主導する反腐敗運動で、当局の新たなターゲットとしてある大物が浮上した。現地情報筋によると、粛清リストに名前が載ったとされるのは、江沢民元国家主席を後ろ盾とする「上海閥」の実力者で、元軍制服組トップの郭伯雄氏。すでに複数の親族に捜査の手が伸びており、「近々、処分が発表される可能性がある」(専門家)という。再び中南海(中国共産党指導部)に嵐が吹き荒れる。

 中国国防省は2日、中国共産党の高級幹部14人が軍の取り調べと処分を受けたと発表した。

 その14人の中でとりわけ注目を集めたのが、浙江省軍区副政治委員を務める郭正鋼氏だ。同氏の失脚が話題になったのは、1月に少将に昇格したばかりだったからだけではない。

 中国共産党の高級幹部の子弟「太子党」の関係者は、「郭正鋼氏が、『上海閥』の大物として知られる郭伯雄氏の息子だったからだ。郭伯雄氏の周囲では、息子の正鋼氏のみならず、実弟にも当局の調査が入っているとの情報もある。こうしたことから、『虎退治』といわれる習近平政権による反腐敗運動の標的にされたとの見方が出てきている」と話す。

 渦中の郭伯雄氏は、「西北の狼」の異名を持つ陸軍の実力者で、江沢民政権時代の2002年に党中央政治局委員、党中央軍事委員会副主席に抜擢(ばってき)された。胡錦濤前国家主席に政権が移っても、役職に留まり、軍内で影響力を発揮した。

 

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