【ビジネス解読】中国も青くなる韓国のパクリアニメ…それでも侮れぬ“コンテンツ輸出力” (1/3ページ)

2015.03.17


 韓国のアニメキャラクター「テコンV(ブイ)」。日本の「マジンガーZ」にそっくりだ=ユーチューブより【拡大】

 韓国政府がアニメーションとキャラクター産業の育成に本格的に乗り出し、世界的な人気やコンテンツの豊富さから「アニメ大国」と称される日本を、質の面でキャッチアップしようともくろんでいる。ただ、韓国内で人気を博しているアニメやキャラクターは日本の人気作品と類似したものが多く、クリエイターたちの実力には疑問符がつく。韓国内からでさえ、自国のアニメ産業の先行きには悲観的な声が上がる。もっとも、韓国は日本を含むアジア各国でドラマや音楽などの韓流ブームを巻き起こした実績を持ち、コンテンツの発信力は決して侮れないだけに、日本のアニメ産業や政府も傍観しているわけにはいかない。

■アニメ産業育成に400億円余りを投入

 韓国の大手紙、中央日報によると、韓国政府の文化体育観光部は2月26日、「キャラクター・アニメーション産業育成の中長期計画」を発表。2019年までに3800億ウォン(約413億円)をかけ、競争力のある産業に育てる方針を打ち出した。投資・支援の内訳はアニメーション分野に2000億ウォン、キャラクター分野に1300億ウォン、専門投資ファンドに500億ウォンという。

 この2日前の24日には韓国経済新聞が、韓国の玩具市場で「国産のおもちゃが日本産のおもちゃを凌駕(りょうが)した」と報じた。それによると、ロッテマートが運営する米玩具量販店の「トイザらス」で、韓国の国産アニメ「ハローカーボット」に登場するキャラクター「ペンタストーム」のおもちゃが、日本戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」を抑え、今年初めから2月16日までの売り上げで1位になったという。

 韓国内で自国のアニメが人気を集めても何ら不思議ではなく、韓国発のキャラクターが躍進しているかのように見える。もっとも、こうした報道や韓国政府の意気込みとは裏腹に、アニメ・キャラクター産業をめぐる韓国の実情はお寒い。

 

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