【ソウルから 倭人の眼】韓国また「日本が!」 米国では「韓国への疲労感が強まっている」の指摘も…   (1/4ページ)

2015.03.26

 日本が巨額の資金を使い、米国で日本の歴史認識を広める動きを見せている−との警戒感が韓国国内に漂っている。歴史認識問題を中心に常日頃、日本に厳しいメディアはともかく、韓国の政府や政界の要人の間でさえも、日本が“歴史修正”を目的とし、莫大(ばくだい)な金を投入した対米ロビー活動を大展開していると深刻さを込め信じている。(ソウル 名村隆寛)

■金にモノ言わせる日本?

 中央日報、朝鮮日報、毎日経済(電子版)などの韓国各紙が今月報じた「日本の歴史修正ロビー活動」の内容は、原文に極力忠実にまとめると、以下のようなものだ。

 ◎日本の外務省は、国の広報などに使う広報文化予算として、520億円を策定。マイク・ホンダ米下院議員が語ったとの話では、「日本政府は5億ドル(約600億円)をつぎ込み米国の歴史教科書など歴史の修正に出ている」という。

 ◎この1年余りの間に、米国議会に親日議員連盟ができた。発足からわずか1年で同議連のメンバーは68人となった。

 ◎オバマ米政権で国家情報長官を務めたデニス・ブレア氏が昨年、笹川平和財団のワシントン代表に就任、日本のロビイストとなった。米国議会の補佐官クラスの代表的なアジア専門家が、最近相次ぎ同財団などに移った。

 ◎日本政府が米国の大学を含む海外の9大学に日本学研究支援用として1500万ドルの予算を策定。このうち米国のジョージタウン大学とマサチューセッツ工科大学には各500万ドルの研究資金が提供される。国際交流基金も米国をはじめ海外の6大学にそれぞれ20万ドルを支援する。(ロイター通信を引用したかたち。ロイターは「安倍政権の戦時史問題に対する偏向を正そうとする努力」と解釈しているという)

 ◎日本が米国で、目に見えず記録も残らない“ステルスロビー活動”を展開。米国での日本の立場を有利にしている。日本企業や民間財団が組織的に迂回(うかい)するかたちで支援し、米国の官僚や政治家、学者らを活用するスタイルが増えている。

 ◎日本の「全方位的ロビー」が、2月末のシャーマン米国務次官による「韓国、中国も歴史問題に責任がある」との(趣旨の)発言につながった。

 

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