言論統制強まる中国「第2の文革」か 人気キャスター「毛沢東批判」動画流出の波紋  (1/2ページ)

2015.04.14


国民的人気を誇る有名司会者、畢福剣氏(CFP提供・ゲッティ=共同)【拡大】

 習近平国家主席率いる中国で、国営の「中国中央テレビ」(CCTV)の有名司会者に浮上したスキャンダルが話題を呼んでいる。知人との会食の席で建国指導者の毛沢東主席を批判した動画がインターネット上に流出し、炎上騒ぎに発展したのだ。この事態を受け、現地では、私的な場で出た会話の内容が漏れだしたことを危ぶむ声が続出。言論統制が強まる現状に「第2の文革(文化大革命)が始まった」と警戒感が高まっている。

 宴席を囲み、談笑する人々。画面の中央に映る黒い服の男性が上機嫌で歌を歌い出す−。

 インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に6日ごろに投稿された動画の一場面だ。

 「共産党の毛主席がわれわれを前へと導く〜」

 動画の中で男性が歌うのは、1966年から約10年続いた文化大革命当時に作られた京劇の挿入歌。建国の父、毛沢東主席の功績をたたえる一節の直後、こんな文句を付け足した。

 「あの老いぼれめ。どれだけわれわれを苦しめたか」

 毛氏をからかうかのような替え歌を披露した男性は畢福剣氏(56)だ。

 畢氏はCCTVで放送されている娯楽番組の名物司会者で今年、日本の紅白歌合戦に当たる春節(旧正月)恒例番組「春節聯歓晩会」の司会も務めた有名人でもある。

 問題の動画は、畢氏と知人との会食の様子を収めたものとされ、ネット上で拡散。その内容が物議を醸し、8日から12日まで、同氏が出演する全番組の放送を見合わせる事態に発展した。

 

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