言論統制強まる中国「第2の文革」か 人気キャスター「毛沢東批判」動画流出の波紋  (2/2ページ)

2015.04.14


国民的人気を誇る有名司会者、畢福剣氏(CFP提供・ゲッティ=共同)【拡大】

 一連の騒動を受け、現地ではある懸念が広がっている。現地事情に詳しい中国人実業家はこう明かす。

 「問題視されているのは、私的な場での会話の内容が漏れたことだ。仲間内でのリークがなければ表に出るはずのないこと。あの程度の体制批判は誰でもやっている。われわれの周りはみな、『本格的な監視社会に突入した』と戦々恐々としている」

 情報筋によると、一部では今回の流出騒ぎの犯人探しも始まっているという。現地在住の中国人らの間では、動画を流出させた張本人と囁かれるある知識人について、「仲間を売った裏切り者」と非難する声も挙がっている。

 習政権は、中国版ツイッター「新浪微博」の通信を規制するなど、ネットの監視を強化。北京や上海などの大都市で監視カメラを大量に設置するなど言論統制を強めている。

 それだけに、先の実業家は「今後政府による監視はますます厳しくなるはずだ。中国は、お互いがお互いを監視する密告社会になりつつある。第2の文革が始まった」と危機感を募らせている。

 

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