ネパール被災女性に迫る人身売買“魔の手” 渡航先は印のほか韓国も…少女標的 (1/2ページ)

2015.05.11


大地震の混乱に乗じた卑劣な人身売買が問題視されている(AP)【拡大】

 8000人以上が死亡したネパール大地震で、被災した少女たちの身の安全が危ぶまれている。もともと人身売買が横行している同国で、震災後という混乱期に乗じて、農村部の貧しい少女たちがブローカーのターゲットになっているというのだ。人身売買先として最も多いのはインドだが、近年、問題となっているのは韓国。ネパール女性が高齢の韓国人男性と結婚してトラブルが続出し、国際社会からも非難を浴びている。

 ネパール大地震の生存者が、性産業に従事させる目的での人身売買の恐怖に直面している−。英紙ガーディアン(電子版)が今月5日、こんなショッキングな記事を載せた。

 同紙によれば、ネパールでは毎年、1万2000〜1万5000人の少女が人身売買されているとみられるという。地元NGOは、今回の震災は、ブローカーにとって、“救済”という名目で被災した少女たちを誘拐する絶好の機会だと警戒。実際に“救済”に行ったり見に行くふりをしているとの報告を受けているという。

 ネパールで、最も問題になっているのはインドへの人身売買だ。組織的な人身売買集団があるといい、良い職につけると、少女をだまして誘拐。インドの売春宿に売り飛ばされ、1日20〜30人も相手にさせられ、HIVに感染するなど深刻な社会問題となっている。

 一方、人身売買先はインドだけではない。同紙では「韓国や遠く離れた南アフリカにも連れ去られている」とも報じた。

 韓国とネパールの接点は意外だが、国家人権委員会の2012−13年のリポートによると、おおよそ1000人のネパール女性が韓国人と結婚して韓国に移住しているという。

 

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