正恩氏、暗殺危機 相次ぐ幹部処刑で軍暴発も 辺真一氏「かつてない異常事態」 (2/2ページ)

2015.05.14


4月に平壌で開かれた人民軍幹部大会での玄永哲・人民武力部長(左端)。処刑の理由の1つは居眠りとも伝えられた(聯合=共同)【拡大】

 玄氏の粛清理由は、4月の軍行事で居眠りし、軍関連の指示に従わず口答えをしたことだという。これまでの粛清の背景にも幹部らの現体制への反発があったとされるが、2012年7月の李英鎬(リ・ヨンホ)軍総参謀長の解任では、金日成主席の遺体が安置される宮殿で金第1書記と同じ列で参拝したこと、13年12月の張成沢(チャン・ソンテク)国防委前副委員長の処刑では、金第1書記に対する「適当な拍手」が理由の一つに挙げられるなど、異常性が際立っている。

 北朝鮮は昨年、金第1書記暗殺を題材にした米コメディー映画「ザ・インタビュー」に過剰に反発。配給元のソニー・ピクチャーズエンタテインメントが正体不明のハッキング攻撃に遭うという事件も起きた。

 「北朝鮮では建国70年にわたって目立ったクーデターはなかったが、金正日時代には、酔っ払った警護に銃を突きつけられたという事件があった。今後はクーデターの可能性も否定できない。さらに現実的に起こりうるのは暗殺だ。ここまで無慈悲に残忍極まりなく、軍の功労者をいとも簡単に処刑すると反発がある。気を付けなければならないのは側近だ」(辺氏)

 北の動向が注視される。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。