韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)の第6回公判が1日、ソウル中央地裁で開かれた。加藤前支局長がコラムで引用した記事の執筆者で、朝鮮日報記者の崔普植(チェ・ボシク)氏が弁護側証人として出廷する予定だったが、崔氏は「会社業務と地方出張」などを理由に欠席した。
崔氏はこれまで、「自らの記事は大統領の国政運営方式に関する批判で加藤氏のコラムとは趣旨が違う」と主張していた。李東根(イ・ドングン)裁判長は引き続き次回公判への出廷を求める。