【新・悪韓論】総「セウォル号化」する韓国 MERSで人災連続 対応後手も政争には即応 (1/2ページ)

2015.06.11


大量の感染者を出したサムスンソウル病院。MERS禍は人災の色合いを強めている(聯合=共同)【拡大】

 韓国における中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大は収まる気配がない。ずさん極まる対応のせいで、死者は10日までに9人、感染者は計108人(死者を含む)、隔離対象者は2900人に迫る勢いなのだ。感染拡大の一因には、同国経済を支えるサムスン財閥に配慮したのか、系列病院名の公表が遅れたこともありそうだという。こうしたなか、朴槿恵(パク・クネ)大統領は14日からの米国訪問を電撃的に延期した。隣国の異常な現状に、ジャーナリストの室谷克実氏が迫った。 

 韓国でのMERS感染拡大が、「人災の連続」によることは間違いない。死者まで出ている事態を笑うつもりは毛頭ないが、その「人災」はあまりにもギャグめいている。問われるのは朴大統領の指導力だが、これまでの推移を見れば、セウォル号沈没事件も危機対応の教材にはならなかった。いや、同じような質の不手際が繰り返されている。韓国中が「セウォル号化」しつつあるのだ。

 「無能閣僚の後ろに隠れた大統領が招く危機」とは、ハンギョレ新聞の社説(6月5日、日本語サイトは7日)の見出しだ。ハンギョレ新聞は反政府の左翼新聞ではあれ、MERS拡散危機にさらされた韓国民の心境を言い得て妙だ。親政府の朝鮮日報も社説で「今こそ朴大統領は陣頭指揮を」(6月4日)と書いている。

 「幽体離脱話法」とは、朴大統領の話しぶりを揶揄(やゆ)する言葉だ。「良きに計らえ」式の指示が多く、一国の最高責任者としての自覚があるのかどうかを疑わせる言動を批判する言葉でもある。

 文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉相は当初、「MERSの感染力は強くない」「マスクも必要ない」と言っていたが、視察のために病院を訪れたときはマスクをしていた。保健福祉省の当局者が「数百万人の感染者が出たら、それは非常事態だ」と述べたことも、国民のひんしゅくを買った。

 

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