【経済インサイド】中国スマホメーカーが悲鳴 「ソニー製部品がなければ作れない!」他の精密部品も日本製に依存 (1/2ページ)

2015.06.25


 ソニーの画像センサー(右)が不足して、中国勢からスマートフォンが作れないと悲鳴が上がっている(コラージュ)【拡大】

 新興国を中心に世界的な需要拡大が続くスマートフォン。搭載されるカメラの“眼”の役割を果たすのが、画像処理を行う半導体「イメージ(画像)センサー」だ。金額シェアで約4割と世界首位のソニーは、米アップルなどの有力スマホメーカーに供給している。そんな中、中国の業界アナリストによる「ソニーのセンサーが不足して、中国産スマホがつくれない」という“悲鳴”が現地メディアで紹介された。記事では、中国人が認めたがらない「日本メーカーへの依存」を直視すべきだと論評している。

■ソニーは何度も増産

 普段は表に出ない中国スマホ業界の懸念が白日の下にさらされたのは、アナリストが中国版ツイッターといわれる短文投稿サイト「微博(ウェイボー)」に投稿したつぶやきで“暴露”したのがきっかけ。これを中国メディアの「頭条前瞻」が4月末に報じた。

 記事によると、つぶやきの内容はこうだ。

 「中国のスマホ市場をガラリと変えかねない不安要素が出てきた。ソニーの画像センサーが不足し、5月に多くの中国産スマホのカメラが品切れになっているのだ。これにより、国産スマホの高級モデルはピンチに陥っている。ソニーの生産能力からみると、アップルにほぼ囲い込まれている。ああ、泣きっ面にハチだよ!」

 ソニーはこの報道についてコメントしていないが、今年に入り、何度も増産計画を打ち出しており、需要拡大への対応を急いでいるのは確かだ。

 具体的には、熊本県や長崎県などの生産拠点で月約6万枚の画像センサーを生産しているが、製造設備を拡充し、平成28年9月末に月産約8万7000枚に引き上げる。28年3月期の投資額は2100億円で、ソニー全体の設備投資額の4割強を占める。増産しているのは、「積層型CMOS(シーモス)」といわれる画像センサーで、小型化と高画質化を両立できるため、スマホやタブレット端末向けで引き合いが強いという。

 

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