韓国、輸出総崩れで危険水域 朴大統領と国会は経済そっちのけで不毛バトル (1/3ページ)

2015.07.04


外国為替市場のウォン高は実体経済に打撃を与えている(AP)【拡大】

 韓国経済が一段と厳しくなってきた。家電や自動車など主力産業の輸出が低迷し、日本や欧州、中国向けも不振が続く。為替のウォン高や製造業の経済指標は軒並みリーマン・ショック当時まで悪化するなかで、朴槿恵(パク・クネ)大統領と国会は不毛な争いに終始し、補正予算や経済関連の法案も通らないという袋小路だ。

 韓国産業通商資源部が発表した輸出入動向によると、韓国の6月単月の輸出は前年同期比1・8%減と、6カ月連続で前年割れだった。

 4月の8・0%減、5月の10・9%減と比べて改善したように見えるが、今年の6月は操業日数が昨年に比べて2・5日多いという事情があった。聯合ニュースによると、野村証券のエコノミストが操業日数の違いを勘案して分析したところ、6月の輸出は12・2%減に相当し、2008年の金融危機以降、最も大きいという。

 輸出の不振は経済成長率にも影響する。今年の韓国の成長率について野村は、金融機関やシンクタンクの中でも最低水準の2・5%と予測しているが、これを下回る可能性が高くなったとした。

 1〜6月の上半期トータルの輸出は前年同期比5・0%減で、業種別では石油製品が36・1%減と大幅に減ったほか、家電が19・1%減、自動車が6・2%減と主力の輸出産業が軒並み悪化した。

 地域別でもベトナムや米国向けは増加したものの、日本向けが17・6%減、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けが13・9%減、欧州連合(EU)向けが14・7%減と落ち込み、最大の輸出市場である中国向けも2・1%減と低迷した。

 

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