ギリシャ、ついにユーロ圏追放か 「反対派」圧勝にEU側は突き放し (1/2ページ)

2015.07.06


アテネ中心部で5日、国民投票の勝利を喜ぶ「反対派」の人たち(ロイター)【拡大】

 財政危機のギリシャで、欧州連合(EU)などが突きつけた財政緊縮策への賛否を問う国民投票が5日投開票され、反対が61・31%と賛成の38・69%に大差をつけた。勝利宣言したチプラス首相はEU側に譲歩を迫る構えだが、イタリアなど他の財政赤字国への飛び火を恐れるEU側が、ギリシャを統一通貨ユーロ圏から追放する可能性が高まっている。

 「新たな民主主義の始まりだ」。古代民主制発祥の地、ギリシャでは、首都アテネの広場に集まった反対派の市民数千人が、ギリシャ語で反対を意味する「OXI(オヒ)」の旗やギリシャ国旗を振り回して歓声を上げた。

 一方、チプラス首相が同日深夜のテレビ演説で行った勝利宣言は、厳しい局面を覚悟するかのように神妙なものだった。「大きな勝利だ。国民の勇敢な決断に感謝する」「明日からEU側と支援協議を始める」と述べ、世論を後ろ盾にEU側に譲歩を迫る考えだが、交渉の難航は確実だ。

 動向が注目されるEU最大の経済大国、ドイツのメルケル首相は6日夜(日本時間7日未明)、パリでオランド大統領と会談する。「ドイツ側が最も嫌うのは、ギリシャに譲歩することで、財政基盤が弱いイタリアやスペイン、ポルトガルなど南欧諸国も財政支援を求める事態だろう」(国内系シンクタンク)との見方もある。

 

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