韓国検察、証拠に「2ちゃん」書き込み提出の焦り… 産経前ソウル支局長公判

2015.07.28


ソウル中央地裁に入る(左から)弁護側証人の植田祐一・西日本新聞ソウル支局長と加藤前支局長=7月27日(三尾郁恵撮影)【拡大】

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)への第8回公判が27日、ソウル中央地裁で開かれ、弁護側証人として西日本新聞の植田祐一ソウル支局長(47)が出廷、コラムについて「韓国社会を分析する記事だった」と証言、公益性があるとの見解を示した。

 植田氏は、加藤前支局長のコラムについて「当時の朴政権と国内世論の関係をよく表した記事だ」と評価。「刑事訴追されなければならない記事とは思わない。(起訴は)行き過ぎだと思う」と主張した。

 一方、加藤前支局長を在宅起訴したソウル中央地検が、問題とされた加藤前支局長のコラム「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」に対し、インターネット掲示板「2ちゃんねる」などに寄せられた過激な書き込みを集めてソウル中央地裁に意見書として提出していたことが、27日の公判で明らかにされた。

 関係者によると、「整形のメンテにでも行ってたんじゃないの」「女なんだからデートもするでしょう」など、朴大統領を中傷するような内容がほとんどだという。

 検察側はこの日の公判で、意見書を基に「(加藤前支局長のコラムに対する)日本国民の主な反応は男女関係にあったことが確認できた」とし、「コラムは公共の利益のために書かれた」という弁護側の主張を否定する証拠になると強調した。

 これに対し、弁護側は「メディアでもないサイトに寄せられた匿名の意見」であり、「偏った極端な一部の考え」であると反論。「これらのコメントを、加藤前支局長のコラムに対する日本国民の反応だといえる検察の勇気がうらやましい」などと皮肉で応じた。

 韓国の司法関係者は検察側の意見書について、「無理な見解であり、出さない方がよかった。加藤前支局長を有罪にしようという焦りが感じられる」と指摘している。

 

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