韓国経済、世界最下位転落 “終息宣言”前倒しの悪あがきも…消費者景況感指数 (1/2ページ)

2015.07.31


MERSの「終息宣言」を前倒しした朴政権だが、韓国経済の危機は終わらない(AP)【拡大】

 韓国経済はついに「世界最低」に−。米調査会社ニールセンが発表した今年4〜6月期の世界の消費者景況感指数で、韓国の指数は調査対象60カ国中、初の最下位に転落した。輸出も内需も不振で若者の失業率も高止まるなか、中東呼吸器症候群(MERS)の感染拡大がとどめを刺した。MERSの“終息宣言”を前倒しするなど悪あがきする朴槿恵(パク・クネ)政権だが、世界の「独り負け」から脱却する展望は開けない。

 ニールセンは2005年から四半期に1度、各国の消費者心理を調査している。指数が100を超えると消費者の楽観論が優勢で、100を下回ると悲観論が多いことを示す。参加60カ国の平均値は96で、前回の1〜3月期の調査から1ポイント悪化した。

 主な順位(別表)をみると、1位のインド(指数131)、2位のフィリピン(同122)、3位のインドネシア(同120)のほか、タイ、中国、香港、ベトナムなどアジア勢が上位を席巻した。

 日本の指数も前回調査から1ポイント改善の「83」で、順位も37位と2ランク上昇したのに対し、韓国は「45」と前回から1ポイント悪化し、前回の59位から最下位の60位に転落してしまった。

 事実上の財政破綻状態で社会生活も混乱したギリシャが「53」で57位、ロシアとの紛争が続き、前回調査で最下位だったウクライナにも逆転を許した。

 韓国メディアによると、調査では、韓国人の86%が「現在は不況だと感じている」という。

 韓国はこれまでの調査でもワースト5前後での低迷が続くなど、消費者は悲観的だったが、最下位になったのは初めて。その要因の一つがMERSだ。

 5月に韓国初のMERS感染者が確認されて以降、計186人が感染し、うち36人が死亡。外国人観光客は大きく減り、韓国当局は6月から7月前半にかけての観光収入が前年同期比で約11億2000万ドル(約1390億円)減少したと推計している。

 

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