【江藤詩文の世界鉄道旅・夏休み特別企画】1都6県をたった140円でぐるり(1)いい大人が“大回り乗車”に挑戦してみた (1/3ページ)

2015.08.09


東京駅で最低運賃の140円区間のきっぷを購入。きっぷを買う行為自体がひさびさで、夏休みらしいノスタルジーを呼び覚まされた【拡大】

 「それってキセル、つまり不正乗車ってこと?」

 鉄道愛好家が集まった酒の席でのこと。次々と披露される思い出話のなかに「最低運賃で東京から千葉や茨城、群馬などを回った」というエピソードがあった。酔いが回って気が大きくなっているし、“もう時効でしょう”と明かされる類いの過去の話か。

 ところがこの乗車方法、通称“大回り乗車”は、JRが定めた運賃のきまりにのっとったもので、多くの鉄道好きが長距離旅行を楽しんでいるという。

 JRは運賃計算の特例として、都市圏に「大都市近郊区間」を定めており、この区間内を乗車する場合の特別ルールを設定している。これは、定められた区間内のみを普通乗車券(または回数券)で利用する場合、実際の経路にかかわらず、もっとも安い運賃で乗車できるというもの。経路は自由に選べるが、途中下車はできない。途中下車する場合は、運賃の不足した差額を払わなければならない。路線図とにらめっこしながら、これらの条件をしっかり守ったルートをあれこれ考えるのが、“大回り乗車”の楽しみのひとつというわけだ。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。