【劇場型半島】韓国紙、今度はサクラを標的に日本叩き 中国人はあきれた… (1/3ページ)

2015.08.17


 京都の世界文化遺産の一つ、仁和寺の五重塔とサクラ【拡大】

 日本製ランドセルを軍国主義の象徴だと非難した韓国紙が今度は、サクラを「軍国主義の象徴だ」として、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)周辺にサクラを植える提案にかみ付いた。意外にも「自分のものにできないから騒いでいる」と反論したのが中国の団体だった。中韓は最近も「自国がサクラの原産地だ」と論戦を展開。ただ、世界的に「サクラをめでる文化=日本」との認識が定着するなか、可憐(かれん)な花さえ民族主義の型にはめる主張には、韓国内からも異論が出ている。(桜井紀雄)

■安倍政権が「歴史ロンダリング」企て?

 「ほかでもない戦争犯罪を扱う国際刑事裁判所をサクラで囲もうという試みは、日本が『戦争加害者』としての歴史を水に洗い流そうとしているからだ」

 韓国の最大手紙、朝鮮日報は最近、ICCの新庁舎の周囲にサクラの木を植えようという日本側の提案に、韓国側が「絶対反対」の声を上げているとするコラムを掲載し、反対理由についてこう解説した。

 コラムは、同紙政治部長が執筆。(1)日本は「天皇のためサクラの花びらのように散れ」と若者らを扇動(2)神風特攻隊の機体にサクラが描かれていた(3)軍人の階級章もサクラだ(4)女性が学徒兵にサクラの枝を渡して戦場に送り出した−と列挙し、「日本のサクラは、近代の歴史で軍国主義の象徴だった」と論じた。

 また、ICCへのサクラの植樹には、“歴史ロンダリング(洗浄)”の意図があるとし、「修正主義歴史観に基づく安倍晋三首相の強い信念」の下、「日本の“歴史ロンダリング”や正当化工作は最近、緻密かつ広範囲に行われ」、「各国の学界に莫大(ばくだい)な資金をばらまいている」とも主張した。

 慰安婦問題や南京事件に関する記述の訂正を欧米の出版社に要請する動きや、世界文化遺産に登録が決まった「明治日本の産業革命遺産」に「征韓論を提唱」し、安倍氏が「最も尊敬する」という吉田松陰の松下村塾をわざわざ加えたことが、その例だという。

 その上で、「いまこの瞬間にも世界のあちこちで、日本の外交官が安倍首相の指示に従い、自分たちだけの『歴史見直し』案を練るため、額を突き合わせている」という「ある外交消息筋」の言葉を紹介した。

 朝鮮日報は6月、ランドセルを「軍国主義の象徴だ」として、高価な日本製ランドセルに飛び付く韓国社会の風潮をたしなめる記事を掲載していた。しかし、サクラの植樹から一気に安倍政権の“歴史ロンダリングの陰謀”に論理を飛躍させた今回の主張は、輪を掛けた想像力の“たくましさ”に舌を巻くほかない。

 

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