【から(韓)くに便り】歴史に鑑みると不思議でならない朴大統領の抗日行事参加 (1/2ページ)

2015.08.31

 終戦70年にあたって出された安倍晋三首相の「談話」は、韓国ではまるで韓国のためのものであるかのようにマスコミを中心に異様な関心が示されたが、結果的には安倍首相の“判定勝ち”だった。

 目配りと工夫がこらされた「安倍首相の歴史認識」に韓国は戸惑った。「韓国」がなかなか見当たらなかったからだ。しかしマスコミは日本に対しては「和解」も「寛容」も考えていないので、予定通り「自分の言葉で謝罪がない」と非難して終わった。「もう日本に謝罪を求めてもしかたない」といった“謝罪要求疲れ”を感じさせる論評も出ていたから、それだけでも安倍談話は成功だろう。

 韓国政府の公式論評が翌日に持ち越されたのも戸惑いの結果だ。その代わり朴槿恵(パク・クネ)大統領の「8・15光復節記念演説」があったが、演説は安倍談話に対し「物足りない部分が少なくない」としながらも「謝罪と反省」の言葉を評価し、「今後、日本政府の誠意ある行動」に期待するとしている。

 「不満だが今後を見守る」というのは、韓国が対日外交で事態収拾の際によく使う言い方だ。つまり、これまで官民挙げて熱を上げてきた安倍談話をめぐる“反日外交”が一件落着したことを意味する。

 その後すぐ韓国政府は朴大統領が9月3日に中国が行う「抗日戦争勝利70周年記念行事」に出席すると発表した。こちらは「やっぱり行くのか」と思いつつ不思議な感じがする。

 まず韓国は歴史的に中国共産党軍の“抗日戦争”とは関係ない。戦前、中国共産党軍に加わっていたのは後に北朝鮮で金日成(キム・イルソン)政権を作った共産勢力であり、この両者は1950年からの朝鮮戦争では一緒になって韓国を侵略した。その結果、中朝は韓国打倒の「血盟関係」になったのではなかったか。

 朝鮮戦争で中国軍はソウルの南まで侵攻している。中国軍の介入で戦争は長引き韓国は膨大な死傷者を出した。中国軍が介入しなければ国連軍・韓国軍の反撃で北方に追い詰められた金日成の北朝鮮は崩壊し、南北の自由統一は実現していたかもしれない。

 

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