軍事パレードに異例の厳戒態勢 ホテルも強制営業休止 富坂氏が現地リポ (1/3ページ)

2015.09.03


厳戒態勢下の中国・北京(ロイター)【拡大】

 習近平国家主席率いる中国が3日、北京市で「抗日戦争勝利70周年」の記念行事を開催。中国の反日プロパガンダの象徴ともいえるこの行事をめぐっては、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長や韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の参加判断の是非が議論の的にもなった。テロなど不測の事態に備え、異例の厳戒態勢が敷かれた現地。今月1日から夕刊フジで「真・人民日報」(火曜)をスタートさせた拓殖大学海外事情研究所の富坂聰教授が緊張感に包まれた反日イベントの裏側を緊急リポートする。

 「抗日戦争勝利70周年」は、中国共産党の威信を示す絶好の機会である。その目玉は軍事パレードの方陣だ。この見せ場が雨や曇り空で邪魔されてはたまらないのだろう。北京では8月20日からなりふり構わぬ青空奪還作戦が展開されていた。

 北京の企業経営者は「昨秋の“APECブルー”以来の“閲兵ブルー”が続くのはうれしいのですが、ちょっとやり過ぎでは」と苦笑いし、心配そうにこう話す。

 「お決まりの自動車の乗り入れ制限や北京、天津、河北省の工場が休業に追い込まれているだけでなく、北京から距離のある山東省でも2299社の企業が閉鎖もしくは休業させられたというのです。しかも休業補償をしないというので、現地では労働者が怒って経営者に詰め寄り、もめていると聞きました」

 8月22日から30日まで、北京で行われた世界陸上でも、当局が集中的な大気汚染対策を講じて青空を現出させていた。

 

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