【緯度経度】歴史教科書の国定化復活問題で大騒ぎの韓国 「親日」はケシカラン (1/2ページ)

2015.11.02

 日本で起きたことは韓国でも必ず起きる。1970年代から韓国で“住み込みウオッチング”してきた経験からくる筆者の韓国観である。大きくいえば、今後の韓国の国家としての最大トレンドは経済の低成長と社会の高齢化であり、その結果、韓国には新たな「日本に学べ」ブームが起きると言い続けてきたが、そうなりつつある。

 表向き日本は嫌いでも、自ら生き残るためには裏ではいつも日本を参考にし、学ぼうとするのが韓国だ。

 今、韓国は歴史教科書の国定化復活問題で大騒ぎしている。歴史教科書をめぐってはこの数年、社会的、政治的に左右の対立が続いてきた。日本では完全に“デジャビュ(既視感)”の世界である。日本の経験と全く同じ展開なのだ。

 そもそも90年代以降の「民主化韓国」は、日本の経験でいえば戦後的風景といっていい。日本が45年の敗戦後に経験したことが韓国で再現されているのだ。

 日本の戦後は過去の軍国主義時代を否定する民主化時代だったが、韓国の民主化もそれ以前の軍人政権時代を否定するかたちで進められた。それが時代の潮流となり流行となると必ず行き過ぎが起き、次はそれに対する揺り戻しが始まり社会的・政治的衝突になる。

 日韓とも民主化の副産物の象徴が、教育や教科書の左傾化である。これは物事をすべて持てる者と持たざる者、権力と民衆、強い者と弱い者…と二分化して後者が正しいとする“階級史観”のことをいう。

 

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