米仏軍、報復空爆開始 NATO対「イスラム国」全面戦争へ パリ同時テロ (1/3ページ)

2015.11.16


イスラム国空爆のため発進する仏空軍の戦闘機=15日(ロイター)【拡大】

 フランスが報復攻撃に踏み切った。130人以上が犠牲となった、パリの同時多発テロを受けて、フランス空軍は15日夜(日本時間16日未明)、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のため、米軍と連携して、シリア北部の都市ラッカのIS司令室などを空爆した。オランド大統領も標的にしたとみられる、周到極まるテロ計画。欧米では、NATO(北大西洋条約機構)として「集団的防衛」を発動すべきとの声も出始めた。今後、NATO軍がIS掃討作戦に加わる公算が大きくなってきた。 

 死者132人、負傷者349人にも上った前代未聞の凄惨な無差別テロにフランスが怒りの鉄槌を下した。

 フランス軍は15日、戦闘爆撃機など12機を出動させ、ISの拠点であるラッカを空爆したと発表した。司令室や訓練所のほか、弾薬庫などを破壊したという。同空軍は、ダッソーラファールF1戦闘機や、ダッソーミラージュ2000戦闘攻撃機、同戦闘爆撃機などを保有している。

 有志国連合に加わるフランスは約1年前からISへの空爆に加わり、今年9月からシリアまで対象を拡大した。今回の空爆は、その中でも最も大きい規模だったという。

 オランド大統領は今回のテロを「戦争行為」と指弾しており、あらゆる手段で報復を行う構え。バルス首相も「敵を壊滅させなければならない」と、空爆継続の決意を示している。

 フランス警察は15日、ベルギー在住のフランス人、アブデスラム・サラ容疑者(26)の顔写真を公開した。生死や役割は不明として、事件前後の足取りや交遊関係などの情報提供を求めている。

 

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