セウォル号事故 朴大統領「空白の7時間」再び焦点 調査検討で与党反発

2015.11.21

 韓国の旅客船「セウォル号」の沈没事故をめぐり、特別法に基づく官民合同の調査委員会の執行部が、事故当日の朴槿恵大統領の行動について調査を検討していることが20日までに分かった。与党セヌリ党は激しく反発、朴氏の行動が再び政局の焦点になってきた。

 朴氏の行動をめぐっては、事故当日に元側近の男性と会っていたとのうわさを記事で取り上げた産経新聞前ソウル支局長を、韓国検察が朴氏の名誉を毀損したとして在宅起訴するなど政権は敏感な反応を見せてきた。

 セウォル号は昨年4月16日に沈没。朴氏は、最初に報告を受けたと大統領府が説明する時間帯から約7時間後に「(乗客が)みな救命胴衣を着けているのに発見が難しいのか?」と発言した。

 このころには多数の乗客が船内にいたまま沈没したことが報じられており、朴氏は状況を分かっていないとの印象が広がった。「大統領の空白の7時間」との言葉も生まれた。

 与野党や遺族が推薦した17人の委員で構成される調査委で、野党などが推薦した10人の委員が朴氏を含む大統領府の対応の調査を進める方針だが、与党側の7人は抵抗し抗議の辞任をすることをちらつかせている。

 しかしこの7人の行動が政府の指示で行われている疑惑が19日に発覚。政治的思惑が調査に色濃く影響していることがあらわになった。 (共同)

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。