中国AIIB、発足直前の異常事態 「無格付け」で債券発行 「ジャンク債」以下 (2/3ページ)

2015.12.08

 ロイターによると、AIIBの初代総裁に内定している中国出身の金立群氏は9月、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)やムーディーズ、フィッチ・レーティングスなどの主要格付け会社に接触し、信用格付けについて「公正な評価を望んでいる」と述べたうえで、「投資家がわれわれをトリプルAと認識し、格付け会社がそうしないならば、格付け会社の評判が大きく傷つくだろう」と牽制(けんせい)していた。それだけ格付けに敏感になっていることがうかがえる。

 実際にフタを開けてみると、「二流」どころか「無格付け」と、もっとひどいことになるという。投資不適格な低格付け債は「ジャンク(紙くず)債」といわれるが、それ以下ともいえる。元内閣参事官で嘉悦大教授の高橋洋一氏は、国際金融機関が無格付けの債券を発行するというのは「聞いたことがない」というから、前代未聞の事態だ。

 前出のAIIB設立チームの幹部は、無格付けで債券を発行する理由について、「信用格付けに長い時間がかかるのを待つことができないため」と説明している。高橋氏は「もしこれが本当なら、当面の資金繰りも苦しいということではないか」と指摘する。

 国際金融の常識から外れたリスクの高い債券だが、前出のAIIB準備チーム幹部は、「韓国の企画財政部(省に相当)の支持を受けている」として、韓国が引き受けることを示唆した。「韓国はAIIBで積極的な役割を果たすだろう」とも持ち上げている。

 

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