豪首相初来日、安倍首相が最新鋭潜水艦トップセールス 仏提案に巻き返し図る (1/2ページ)

2015.12.18


初来日するオーストラリアのターンブル首相(AP)【拡大】

 オーストラリアのターンブル首相(61)が18日に初来日、安倍晋三首相と首脳会談を行う。日本は現在、通常艦として世界最高性能を誇る潜水艦「そうりゅう型」を同国に売り込んでいるが、フランスとドイツも名乗りを上げて「三つどもえ」の受注合戦が展開されている。中国の暴挙を封じ込める「日米豪連携」が強化されるなか、安倍首相のトップセールスが注目されている。

 ターンブル氏は、米金融大手ゴールドマン・サックス出身の元ビジネスマンで「中国経済通」「親中派」として知られる。だが、軍事的覇権を強める中国への批判が高まるなか、中国より先に「準同盟国」といえる日本に訪問し、日米豪連携重視を示したといえる。

 ここで注視すべきは、オーストラリアの次期潜水艦選定だ。4000トン級の潜水艦を最大12隻導入する方針で、事業規模は4兆円以上という。吸排気を必要としないスターリングエンジンを搭載し、その静粛性から「ステルス潜水艦」とも呼ばれる日本の「そうりゅう型」が最有力候補とされてきた。同艦には、中国と対峙する、台湾国防当局も関心を寄せている。

 ところが、フランスが、オーストラリアで潜水艦を100%生産する「ライセンス方式」を提案したことから、オーストラリアが迷い始めた。日本は性能では絶対の自信があるだけに、巻き返しに躍起となっている。

 日本政府は先月提出した建造計画案で、潜水艦の製造場所を、(1)豪州(2)日本(3)日豪両国−の3案とした。オーストラリアでは国内産業活性化などの観点から、現地製造を求める声が強いからだ。

 

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