韓国“借金膨張”急加速 IMFが緊急警告 朴政権の経済失策が引き金に (1/2ページ)

2015.12.25

 経済低迷が続くお隣・韓国で、金融危機が現実味を帯びている。家庭の借金である家計負債が急速に膨張、これが引き金をひく可能性があるというのだ。国際通貨基金(IMF)のリポートも家計負債の異常な高さに着目し、警告を発した。借金の膨張は何が原因なのか。ノンフィクションライターの高月靖氏が、朴槿恵(パク・クネ)政権の経済失策に迫る。

 米国の感謝祭シーズンにちなみ、韓国でも今年10月第1〜2週に実施された韓国版「ブラックフライデー」。個別消費税30%オフなどを目玉に、大規模なセールイベントを政府が主導する消費活性化策だ。

 ねらい通りイベントに参加した商業施設は売上高が7194億ウォン(739億円)増え、10月の消費は5・8%増。だが、素直に喜べない数字もある。同月中にはクレジットカードや銀行の個人向け融資などの貸出額も、4兆3000億ウォン(4425億円)増加した。

 「財布が空の家庭が、借金で服や自動車を買ったようなもの」(ハンギョレ新聞)と現地メディアに揶揄されるゆえんだ。

 韓国ではいまこの家庭の借金=家計負債が、金融危機を招く「時限爆弾」として懸念されている。

 今月上旬にはIMFアジア太平洋局の主任研究員が、「韓国の家計負債は金利上昇のリスクにさらされている」と警告。その後、間もなく米国が利上げに踏み切ったことで、一層リスクが現実味を帯びている。

 韓国の家計負債は2000年代から拡大の一途にあるが、特に14年以降の伸びが著しい。月ごとの増加幅は、今年4月に8兆5000億ウォン(8727億円)で過去最大を更新。10月にも同9兆ウォン(9240億円)で記録を塗り替えた。

 家計負債残高は13年末の約1000兆ウォン(約103兆円)から、15年末には約1200兆ウォン(約123兆円)に膨らむとされる。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。