朴大統領、中国にやっぱり弱腰? 台湾初の女性総統に祝電なし…

2016.01.20

蔡英文氏
蔡英文氏【拡大】

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、台湾総統選で圧勝した民進党の蔡英文主席に対し、祝賀メッセージを送らないことが注目されている。日本や米国は当選直後に歓迎のメッセージを送ったが、中国は台湾独立志向がある民進党の躍進を警戒している。朴氏の“対中弱腰”が、同じ女性指導者へのエールを控えさせているのか。

 朴氏と蔡氏は、知らない関係ではない。

 朝鮮日報(日本語版、18日)によると、2人は個人的交流があり、朴氏の自叙伝が台湾で出版された際に、推薦文を書いたのが蔡氏だった。加えて、朴氏は1987年に台湾の文化大学から名誉博士号を受けており、台湾政府は2012年に朴氏が大統領に当選直後に祝電を送り、翌13年の大統領就任式には代表団を派遣しているのだ。

 このため、韓国政府内では一時、祝電が検討されたというが、実現していない。「韓国は1992年の中国との国交樹立(台湾との断交)後、台湾の総統選当選者に祝電を送った前例はない」との説明もあるが、言葉通りには受け取れない。

 韓国事情に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「韓国は、中国を恐れているのだろう」といい、続けた。

 「中国は蔡氏の当選を警戒しており、中国メディアは批判的な記事を掲載している。朴氏と蔡氏の関係からすれば、祝電ぐらい当然なのに、韓国政府として『中国を怒らせてはいけない』と判断したのだろう。昨年末、慰安婦問題をめぐる日韓合意があったが、日本や米国の陣営に戻ったわけではないようだ」

 韓国では最近、中華民国の「小旗」を振った台湾系の女性アイドル(16)が、中国で「台湾独立派だ」などと批判され、謝罪させられる出来事もあった。旧宗主国におびえて、民主主義の根幹である「言論の自由」「表現の自由」すら放棄したのか。

 

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