韓国経済、IMF危機後“最低”水準 2016年成長率実現は不透明に (1/2ページ)

2016.01.28


韓国の主力産業である輸出の伸びが低迷している(ロイター)【拡大】

 朴槿恵(パク・クネ)政権が不名誉な「最低記録」を打ち立てた。韓国の2015年の国内総生産(GDP)成長率は前年比2・6%と、3%台の政府目標は未達に終わり、「国際通貨基金(IMF)危機」後の歴代政権で平均成長率は最も低い水準に落ち込んだ。中国経済の失速に巻き込まれており、今年も景気回復は容易ではない。

 成長率低下の元凶となったのが、韓国のGDPの約半分を占める輸出の低迷だ。輸出の伸びは14年の2・8%から15年は0・4%と大幅に縮小、リーマン・ショック直後の09年以来の低水準に落ち込んだことが大きく響いた。

 さらに中東呼吸器症候群(MERS)による内需不振も影響したとみられる。MERSでは朴政権の初動の遅れも批判を浴びた。

 四半期ベースでも、15年7〜9月期(第3四半期)は消費喚起策を受けて1%台の成長を確保したが、10〜12月期(第4四半期)の成長率は0・6%と、0%台の低空飛行に再び落ち込んだ。

 朴政権がスタートした13年度の成長率は2・9%、14年度は3・3%、そして15年度は2・6%と大きく下がり、3年間の平均成長率は2・9%と3%を下回った。

 韓国は1997年に発生したアジア通貨危機で経済が破綻状態となり、IMFの管理下で改革を余儀なくされた。

 

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