「正しい」「正義」があふれる韓国 朴大統領も大好きなフレーズを連呼 (2/2ページ)

2016.02.12

全斗煥元大統領
全斗煥元大統領【拡大】

 先日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団の経理不正を告発した保守派団体こそ、「正義の市民行動」という名前だったが、概して韓国社会では、「正義」という用語は、いつしか左翼の専有物になりつつあるようだ。

 一方、韓国の保守陣営が好んで使う言葉が「正しい」だ。保守派の論客と話せば、「正しい国家観」「正しい民族意識」といった言葉が頻繁に出てくる。

 17年からの歴史教科書国定化は韓国社会の大きな争点だ。まだ編纂(へんさん)に取りかかったばかりだが、政府はその教科書のタイトルだけ先に決めて発表している。「正しい歴史教科書」が、そのタイトルだ。

 朴大統領も「正しい歴史認識」という言葉が大好きだ。日本に触れた演説は、決まって「日本は正しい歴史認識に基づき…すべきだ」式になる。ところが、朴氏は「正しい歴史認識」の具体的内容については語ったことがないようだ。

 韓国は国家としても、個々人も、自己中心的な発想が強い。彼らが語る「正義」も「正しい」も、その中身はしょせん「私が思うところ」に過ぎないと言えそうだ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

 

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