【新・悪韓論】朴大統領の「恨」と「憤怒」で国防・外交路線を瞬時に変える“危うさ” (2/2ページ)

2016.02.18

 つまり、さんざんゴマをすってきたのに、コケにされた。そのことに対する「恨」と「憤怒」が、国防・外交路線転換の背後にあるというのだ。

 朴氏が、昔からの秘書である「3人組」を門番にして、閣僚はもとより、大統領府の直属秘書官ともめったに面談しない「引きこもり姫」であること。そのうえに、すさまじい癇癪(かんしゃく)持ちであることは、本欄で何度か紹介してきた。

 朴氏は、THAAD配備の決定を誰かと相談したのだろうか。この問題のために、国家安全保障会議(NSC)が開かれたとの報道もない。

 そもそも、中国にゴマをすれば、中国が北朝鮮をコントロールしてくれると判断したのが「勝手読み」なのだが、それに対する朴氏の「反省」をにおわすような記事を探してもない。

 韓国の精神健康医学界の調査によると「韓国の成人の半分以上が憤怒調整に困難」(中央日報、15年4月5日)なのだそうだが、一国の実権を掌握する元首が、自らの「憤怒」に任せて物事を決するようなことはあってはなるまい。

 しかし、現実にそれがあり、かつコウモリ飛行を続けてきた事実があるから、「戻ってきた」も信用できないのだ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

 

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