【真・人民日報】中国人観光客の「爆買い」の裏で地方では給料半年間未払い… (1/2ページ)

2016.03.02

 今年の春節、中国でも日本でも大きな話題となったのは中国人観光客の「爆買い」だった。

 そのためか、テレビのニュースも派手な宴会や消費の様子がこれでもかと伝えられたが、春節前の習近平国家主席と李克強首相という2人のリーダーの地方視察のニュースは、地味な映像に終始した。

 それもそのはず、訪問地はそれぞれ「革命聖地」でありながら、いまだ貧しい農村である江西省の井岡山と少数民族の居住区で、発展から取り残された寧夏回族自治区・銀川だったからだ。

 このニュースのコントラストは、中国の今を見事に象徴しているようでもあり興味深いものだったが、2人のリーダーの地方視察に絡んでは、もう一つのニュースが春節明けの2月20日に話題となった。

 それは、ほんの3年前に「内陸の香港」(たくさんの成金を短期間に生んだことから命名された)と呼ばれ、絶賛されていた山西省で起きた一つの問題であった。

 口火を切ったのは「21世紀経済報道」というニュースサイトにアップされた記事であった。

 《山西省の炭鉱業界の困窮状況 李克強首相の視察によって労働者たちはやっと半年前に支払われるはずだった給料を手にすることができた》と題された記事だ。

 これは、視察先の企業の労働者がメディアに告発することで陽の目を見た記事である。まごうことなきスクープだ。

 興味深いのは、この記事がサイト上にアップされてから間もなく削除されてしまったのだが、ネット住民によって次々と転載されたことだ。

 記事の内容は、今年1月5日、山西省霍州媒電社家溝媒鉱を李首相が訪れると、労働者への給料の遅配が発覚することを恐れた企業が、あわてて昨年9月分の報酬、4000元(約6万9000円)を支払ったというものだ。

 

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