中韓“通貨戦争”で苦境 進むも地獄、退くも地獄 打つ手はなく… (1/3ページ)

2016.03.16

 中国と韓国が「通貨敗戦」に直面している。中国発の経済危機への対抗策として、日本や欧州がマイナス金利や量的緩和を打ち出したが、中韓は通貨暴落と資金流出に歯止めがかからない危機感から、打つ手なしの状態だ。金融緩和すれば「中韓売り」に見舞われ、緩和を見送れば景気を逆噴射させる。進むも地獄、退くも地獄の状態だ。

 「(中国は)穏健な金融政策を維持する。過度な金融政策で刺激して(経済成長の)目標を達成する必要はない」

 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は12日、開会中の全国人民代表大会(全人代)に合わせた記者会見でこう述べ、大規模な金融緩和に否定的な見方を示した。

 元安誘導で中国からの輸出を刺激しても「成長にもたらす作用は大きくない」とも指摘し、通貨安競争を引き起こす考えはないことを強調した。

 中国発の世界経済危機への懸念が強まるなか、主要国の中央銀行は積極的に行動している。欧州中央銀行(ECB)は、金融機関がECBに預けるお金のマイナス金利幅を広げ政策金利もゼロ金利に引き下げた。さらに量的緩和の拡大も決めた。

 15日に金融政策決定会合を開いた日銀も、1月にマイナス金利を導入するなど緩和姿勢を継続している。

 先行して量的緩和を導入し、昨年12月にいち早く利上げに踏み切った米連邦準備制度理事会(FRB)だが、その後の世界経済の変調を受けて、15、16日の連邦公開市場委員会(FOMC)でも再利上げ見送りが予想される。

 

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