目に余る“ホルホル”誘発型報道 韓国が「主要10大農業国」だって?! (1/2ページ)

2016.03.17

 「わが国の農業技術は米国の83%水準で、主要10大農業国の中で5位程度と分析された」

 韓国・CBS(基督教放送)が14日、ノーカットニュースで伝えた、このニュースを見て目を疑った。韓国はいつの間に「主要10大農業国」に入ったのだろうか、と。

 記事は、農村進興庁の発表ものであり、韓国政府が運用するサイト「政策ブリーフィング」を検索してみたが、15日午前9時現在、該当の資料はアップされていなかった。

 聯合ニュースの韓国語サイト(16年3月14日)には、さすがにあった。聯合の記事に「主要10大農業国」という表現はなく、単に「調査対象10カ国」だった。しかし、聯合の見出しは「韓国の農業技術は5位」。見出しだけ読んだら「10カ国の中で」どころか「世界で5位」と誤解しかねない。

 CBS、聯合の双方の記事を読んでも、調査対象になったのは、米国とEU、中国、インド、日本、カナダ、そして韓国までは分かるが、他の対象国は不明だ。日本が世界の「主要10大農業国」に入るはずもない。

 どうして、CBSは「主要10大農業国の中で…」と伝えたのだろうか。韓国の純朴なる民が「わが国は農業でも世界10位に入る大国なのだ」と誤解して、ネット用語でいう“ホルホル(=誇らしく胸を張っているような状態)”することはあるだろう。

 両方の記事を読むと、「7大分野、36項目の核心技術を総合評価した結果」の判定だと分かるが、その中には「高麗人参生産技術」が入っている。「主要10大農業国」の中で、高麗人参を商業生産している国がいくつあるのか。きっと、この項目は「韓国は満点、生産していない国は零点」と評価しているのだろう。農村進興庁の発表そのものに、国民を“ホルホル”させる意図が込められていることが透けてみえてくる気がする。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。