アルゼンチン沿岸警備隊の中国漁船撃沈 一色正春氏「正当防衛で問題ない」 (1/2ページ)

2016.03.17

撃沈された中国漁船のビデオ映像=14日(アルゼンチン当局提供・ロイター)
撃沈された中国漁船のビデオ映像=14日(アルゼンチン当局提供・ロイター)【拡大】

  • <p>一色正春氏</p>

 アルゼンチンの沿岸警備隊が、南太平洋側の排他的経済水域(EEZ)内で違法操業をしていた中国の大型漁船を撃沈した。中国漁船の違法操業は世界中で問題となっており、日本のEEZでも魚類やサンゴの密漁が報告されている。日本の海上保安庁も断固対応できないのか。元海上保安官の一色正春氏に聞いた。

 沿岸警備隊が所属するアルゼンチン海軍の発表によると、中国漁船の違法操業が発見されたのは14日。沿岸警備隊は停船を求めたが、漁船は灯火を消し、わざと沿岸警備隊の船に衝突しようとしたほか、逃走を図ろうとしたため、沿岸警備隊が発砲したとしている。

 この様子の一部は、動画サイト「ユーチューブ」でも見られる。

 漁船は被弾した穴から海水が入り沈没。乗員約30人のうち船長を含む4、5人が沿岸警備隊の船に救助され、身柄を拘束された。残りも近くの船舶などに救助された。アルゼンチン海軍が外国船籍の船艇を沈めたのは15年ぶりという。

 これに対し、中国外務省の報道官は16日、漁船が中国船であることを認めたが、違法操業の事実には触れず、アルゼンチン側に「重大な関心」と懸念を伝えたという。

 中国漁船の違法操業については、世界各国がイラ立っている

 インドネシアは昨年5月、領海内で不法操業をしていたとして拿捕(だほ)した中国漁船を海上で爆破した。日本でも2014年10月、東京・小笠原諸島と伊豆諸島周辺の領海とEEZで、中国漁船がサンゴを大規模密漁して大問題となった。

 

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