韓国原発で放射性物質ダダ漏れ 1990年代に世界最悪 ハンギョレ報じる (1/3ページ)

2016.03.23

大量の放射性物質の排出が報道された韓国・釜山郊外の古里(コリ)原子力発電所(共同)
大量の放射性物質の排出が報道された韓国・釜山郊外の古里(コリ)原子力発電所(共同)【拡大】

 韓国・釜山にある古里(コリ)原子力発電所が、1990年から97年にかけて、放射性物質「ヨウ素131」を、世界で最も多く排出していたと、韓国紙が報じた。ヨウ素131は、甲状腺がんを誘発する物質で、他の原発に比べて排出量が最大で3000万倍に達したというから尋常ではない。ソウルでは先月、東日本大震災の復興イベントが「原発事故の懸念」から中止になったばかりだが、自国民の安全は大丈夫なのか。

 衝撃的なニュースは、韓国紙「ハンギョレ」(日本語版)が10日、「韓国古里原発の放射性物質排出量は世界最多」というタイトルで報じた。

 同紙によると、韓国の市民団体「環境運動連合」と、野党・国民の党の崔元植(チェ・ウォンシク)議員が、国連科学委員会(UNSCEAR)が国連総会に提出した「2000年放射能被爆報告書」と、韓国の電力事業者「韓国水力原子力」から受け取った資料「古里原子力発電所放射性廃棄物排出放射能量」を分析した結果だという。

 90年からの8年間に、世界で稼働していた原発430余機が対象で、古里原発1〜4号機から排出されたヨウ素131の量は29・6254ギガベクレルだった。2番目に多かった米ジョージア州のハッチ原発の1〜2号機が19・91ギガベクレルで、3番目というウクライナのダンジネス原発1〜2号機が13・608ギガベクレル。日本の原発では、小数点以下6位までまったく排出されなかったと記事にはあるから、その突出ぶりには驚くしかない。

 《韓国水力原子力はハンギョレで、国連科学委員会の報告書に記録された排出量が間違いだと主張している。ギガベクレルの数値を誤って表記し、計算されたという》

 

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