【江藤詩文の世界鉄道旅】香港トラム・トラモラミックツアー(1)香港の名物トラムに1920年代レトロ車両が復活 (1/2ページ)

2016.03.27

街なかで目をひく1920年代のレトロな車両
街なかで目をひく1920年代のレトロな車両【拡大】

  • <p>上環のウエスタンマーケット前で。出発の時刻が迫る</p>
  • <p>香港トラムが創業したのとほぼ同じ時代の1906年に建設されたウエスタンマーケット。当時の面影を残す建物がトラムと調和した格好の撮影スポットだ</p>
  • <p>ツアー運賃は大人95香港ドル。このチケットを持っていると、通常のトラムが発行日から2日間乗り放題になる</p>

 香港リピーターの鉄道ファンなら、いまや香港島のアイコン的存在になっているラッピングトラムに混じって、年初から見慣れない車両が走っているのに気づいているかもしれない。トラムを運営する香港トラムウェイズ社が、今年1月24日から予約制の観光ツアー「TramOramic Tour(トラモラミックツアー)」の催行を始めたのだが、この車両がすごい。

 香港トラムは、いまから100年以上前の1904年に、26台の車両を用意して創業した。ツアーに使われるのは初期モデルの車両を復元したもので、1920年代に実際に街を走っていたルーフトップ付きの車両を細部まで再現しているという。トラム創業時、香港はイギリスの植民地下にあった。トラム用の車両はイギリスでパーツを造り、それを香港に運んで組み立てたそうだ。そのため車両デザインは、イギリスのトラムと似通っているという。創業時から、環境に配慮してゼロ・エミッションの電気のみを動力に採用。香港島北部の東西を結ぶ人びとの足として、開業当初は1階建ての車両のみだったが、現在ではご存じのように全車両が2階建てに変わっていて、現在も営業運行している2階建てトラムとしては世界最大規模となる1日20万人を運んでいる。

 

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