“反日節”消えた朴大統領 私の韓国経験からすると次は“おねだり”が始まる (2/2ページ)

2016.03.31

 「3・1節」は、そもそも抗日運動を記念して設けられた休日だ。それなのに、この時の大統領演説も「日本」に関する部分は20分のうち、わずかに2分だった。

 3月18日に日本の高校用教科書の検定結果が発表されると、韓国外交省は竹島領有の記述に対する「報道官声明」を発表した。それ自体は恒例の行事といえる。だが、声明の内容は抑制されていた。

 13年の声明は「根本的な是正」を要求し、「強力に抗議」となっていた。14年は「日本が帝国主義的野心を捨てられずにいる」、15年は「挑発を再び敢行した」と決めつけた。

 これに対し、16年は「強く慨嘆する。これについて即刻是正を要求する」となった。早速、ハンギョレ新聞がかみついた。「慨嘆は自ら悔しく思い嘆くという意で、『反対を伝える』という意味は含まれない」(16年3月19日)と。

 どうやら、韓国の政権全体が意識的に対日批判を抑えている。なぜだろう。

 私の韓国滞在経験からすると、日ごろ、日本に対する悪態を吐(つ)いていた人物が急に悪態を吐かなくなったと思うと、次は猫なで声の“おねだり”が始まる。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

 

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