「日帝残滓追放」を叫ぶのは結構だが、日本語なしで韓国語は成り立たない (2/2ページ)

2016.04.07

 もう1つの問題は、漢字熟語としての「半島」だ。「半島」という熟語は、中国伝来の熟語ではない。実は江戸時代、日本の蘭学者が「ペニンシュラ」の訳語として創出したものなのだ。

 和製熟語というと、日本人は福沢諭吉ら明治期の大家が案出した社会科学系の概念用語(=例えば、『社会』『科学』『資本』『民主』『共産』)や、最近の造語である「公害」「福祉」を思い浮かべる。

 しかし、その歴史は深い。日本独自の漢字(=和製漢字。例えば、『峠』)や、熟語(=和製熟語。例えば、『茶道』『自動車』)とは別に、日本人ははるか昔から東洋世界になかった概念用語を、漢字を借りて造語してきた。

 そうした熟語がなければ、今日の中国語は成り立たない。韓国語はさらに、その度合いが強い。

 その典型例が「半島」なのである。「日帝残滓追放」を叫ぶ韓国人なら、「韓半島と言え」と叫ぶ前に、「半島」という熟語を使うな−と言うべきではないのか。

 で、傲慢なる韓国人諸君に問いたい。「島国」(=韓国では侮蔑語になる)の民(倭人)ごときが考え出した「半島」という漢字熟語の言い換え語は、韓国の文字文化の中に存在するのかね。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

 

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